由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

大学での図書館と私

さて、結構前(昨年7月)に高校の学校図書館について書きましたが、こんどは大学図書館のことについて書いてみます。

私のいた大学にも、もちろん大学図書館がありました。高校とは違い、とても大きく、蔵書量も格段に多かったです。
大学図書館ゆえ、当然ながら文学とかよりも、学術書やその関連が大半でした。
なので、大学図書館でしか出逢えないような貴重な本が沢山ありました。
そんな図書館ゆえ、社会人になってからも、外部利用者として貴重な資料を利用させていただいたことも何度かありました。

学生時代は、大学図書館の蔵書に、とても興奮したものです。
もともと、図書館とか書店が大好きでしたので、貴重な蔵書が大量にあるこの空間は、様々な意味で興奮しました。
もちろん、自分の授業や専門に関する図書は利用しましたし、自分とは無関係の図書を時に眺めてみるのも、すごく貴重な体験でした。

そして、大学図書館は、デスクもとても充実しておりました。
共同使用用の6-8人がけ程度のテーブルタイプのデスクもありましたが、圧倒的に多かったのは、開架書庫の随所に並ぶ個別利用用のデスクでした。デスクライトも当然個別です。
もちろん私も個別デスクは大いに利用させてもらいました。

しかし、私がそれ以上に利用したのは、レファレンス資料の書棚が立ち並ぶ大きなホールの奥にある、大きめのデスクでした。
このデスク、いわゆるテーブルタイプのデスクの大きいサイズのものでした。場所的に学生が意外に来ない場所でして、その意味で人口密度が低くなるのです。
…要は、夏とかは湿度が相対的に低く(爆)、涼しくなるということです。
私は特に夏休み等にはこのデスクに通い詰め、レポート課題をこなしたり、就職試験等の勉強をこなしたりしたものでした。

図書館って、こうして考えると、当たり前かもですが、学問の場所なのですよね。
市民向けの図書館とかは、以前と比べて、いわゆる学習者としての利用が後ろめたくなってしまいました。
私が知っている、建て替え前の市民向けの図書館も、かつては受験生が通い詰める場所であり、私も利用したことがあります。
確かに、本来の図書館での閲覧者が優先されるべきというのはわかります。
ただ、かつての「学問の場所」としての図書館という場所が少なくなったことには、何か違和感を感じるのですよね…。
新しく綺麗な図書館もいいですが、机がひしめく古い図書館の建物に懐かしさを感じます。
大学図書館は、その性質上、今でもそのような雰囲気は残っているわけですが、それが失われることの無いよう、祈るばかりです。