由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

『図解雑学 哲学』を読みながら「哲学とは何か?」について考え途中

最近、ナツメ社の『図解雑学 哲学』(貫 成人 著)を読み進めております♪

今振り返ってみると、大学で学んだ文系科目は、(少なくとも私の選択した授業は)何らかの形で大抵哲学が絡んでくることが多いのですよ。
なので、当時は素人的にわかったような気になっていましたが、実は哲学をちゃんと勉強して無いがために、おそらくわかってなかったのだろうと思いまして、それでこの本を読んでみた次第です。

この本は、私の根本的な疑問である「哲学とは何についての学か?」という疑問…もっと簡単に言えば「哲学とはどんな学問か?」とか「哲学とは何か?」という問いに対して、誤りをおそれない大胆かつ分かりやすい回答を、まず冒頭の序章で早くに提示してくれているのが良かったです♪

この本をまだ全部読み終えていないので、この本に書いてあった「回答」が何かということと、私が哲学をどのように理解したかということについては、後日あらためて書きたいと思います。

ただ、おそらく、私の抱いたような「哲学とはどんな学問か?」という問いに対して、この本ほど“素人に対してわかりやすい回答”を示してくれた本は無かったです。そして、この本に書いてある回答は、この本以外のところでは今の所私は見つけてません。
つまり、この本に記してある回答は、学術的には決して正しくは無い回答なのかもしれません。しかし、素人に対して一つの筋道を示し、哲学アレルギーの者に哲学を説くための最初のハードルを取り払うには、私の知る限りでは最良の回答の一つではないかと思うのです。

もったいぶった書き方をして、一体この本に何が書いてあるのかを今回は記さないのは甚だ申し訳無いのですが、とりあえずこの本を一旦通読し終えてからきちんと書きたいと思ってます。(→2012年3月17日の記事に書きました☆)

ただ、後日述べるにしても、ここで一旦問題提起だけしておきます。

「数学」とは数についての学問、「政治学」は政治についての学問、「生物学」は生物についての学問…と、大抵の学問は、学問名がそのまま「名は体を表す」…なわけですけれど、「哲学」と言われても「哲についての学問」…とか言ってみた時点で「哲って何だよ?」となっちゃいますよねえ? ウィクショナリーで「哲」を調べると「1.賢い。物事の筋道が通っていること。2.賢い人。道理をわきまえている人。」…だから何なの?…ってなりますね(笑)。要するに、学問名が体を表して無いわけです。

また、高校の倫理の教科書なんかだと「哲学はフィロソフィーの日本語名だが、これを直訳すると“愛知の精神”といえる」…とか、東海地方だかなんだかわからんような…というのは冗談ですが(爆)、知を愛する学問って…一体なんだよ?…とかなりますよねえ? また、「哲学はかつては学問一般を指していた」…とかいう説明もありましたが(※実はこの説明がある意味一番正しいと私は今は思うのですが)、だったら、なぜあえて「哲学」って言うのか?…という疑問もぬぐえませんよねえ?

しかも、哲学って、ある哲学者は政治について論じていたり、ある哲学者は自然について論じていたり、ある哲学者は神について論じていたり…と、みんな一見てんでバラバラで、ますますわからん!…って感じじゃないですか? こんなにバラバラなのに、なぜ「哲学」という学問名でひとくくりにできるのか?…とか,
やっぱりよくわからんじゃないですか???

しかし私は、この貫さんの著書により、「哲学とは何か?」という問いに対し一つの回答が見えてきています。それは、この本の序章で貫さんが提示してくれたとりあえずの回答そのままではなく、それを踏まえて私なりに消化した回答です。次回、貫さんの著書に何が書いてあったかを書く際には、私なりの回答を併せて記したいと思います♪(※追記:3月17日の記事に回答篇的な文章を書きました♪)

…まあ、普段はヲタなやわらかいブログですけれど、たまにはこんな真面目な学問チックなことも書いてみたりするのだ♪(ちゅど〜〜〜〜〜ん!!!)