作家の西村京太郎さんがお亡くなりになったとのこと。91歳とのことで、ご長寿でした。肝臓がんだったとのことですが、Wikipediaとか見ると、今年も新刊を出版されていたようです。本当につい最近まで、現役で執筆されていたわけで、素晴らしいです。
最初に西村さんの作品を読んだのが小学生の時でした。以来、かなりの作品を読ませていただきました。もともと鉄道が好きなので、鉄道が出て来る作品ということで読んでいたわけです。
一方で、西村さんの初期の作品には、社会派の作品が多く、そちらの方も私は手を出してみました。障害者問題や公害などヘヴィな社会問題を扱った硬派な作品が多く、読み応えがありました。
だいぶ前ですが「西村京太郎記念館」へ、行ってみたことがあります。生原稿の展示やジオラマなどが楽しめたほか、サイン本も購入しましたし、併設の「茶房にしむら」にて炭火焼の「京太郎コーヒー」を飲むなど(※しかもサイン入りコーヒーカップを持ち帰りできた!)、いろいろ楽しませていただきました。再度行こうと思っていましたがなかなか行く機会が無く、西村さんがお亡くなりになってしまい、心残りです。
たくさんの作品で長い間楽しませていただき、誠にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。お疲れ様でした。