由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

「周遊きっぷ」の廃止、および「青春18きっぷ」に関する懸念

周遊きっぷがこの3月末をもって廃止! 個人的には盆と年末(笑)のフリマ時にとっても重宝していたので(爆)、廃止は正直残念であり反対です! なお、正式発表がJR各社のHPにて発表されておりますので、興味ある方はご覧ください。

JRの言い分としては「お客様のご利用状況を踏まえ」ての廃止だと言い訳してます。しかし、JR各社は周遊きっぷの宣伝を殆どしていなかったと言っても過言ではありません。JR各社のHPを見ても、周遊きっぷに関する説明は無かったです。せいぜい、大型時刻表の案内ページに載っていた程度です。JR各社の企画きっぷや割引きっぷのパンフレット類にも、皆無と言っていいほど掲載が無かったように思います。

なので、「お客様のご利用状況」が少ないというのは言い訳にすぎません。案内がされていない=「知っている人が少ない」きっぷを、誰が使おうと思うでしょうか? H14年度の売り上げが約13万枚だったのが、H23年度の売り上げは約4万8千枚まで落ち込んでいたとの記事が産経ウェブなどに載っております。知っている人は知っているとしても、多くの人は知らないきっぷだったことでしょう。驚くほど宣伝が皆無的状況だったJRの姿勢は、誠にけしからんとしか言いようが無いですね……。

周遊きっぷ、そもそも東海道新幹線を経路に含む場合は、アプローチ券片道分のきっぷ距離が600キロ以下だと、アプローチ券の割引率が5%に下がる(通常は20%)という問題もありました。要するに、JR東海がワガママだったという問題を周遊きっぷは発売開始当時からはらんでいたわけでして……私がJR東海が大嫌いな理由は、こういうところにもあります(苦笑)。

さて、話は変わりますが……青春18きっぷが今春も発売されました☆

んで、JR各社のHPにも公式発表がされておりますが……今回、公式発表では「「青春18きっぷ」(春季)の発売について」という表現なのですよね。つまり“春季”と限定付きで書いてあるわけです。しかも、夏や冬の発売については後日発表する旨の記載すら今回は無いという…。

ここから、一部では「この春季の発売をもって18きっぷ廃止か?」という憶測もあるようです。まあ、全体的に鉄道を取り巻く情勢は厳しいのは確かなわけですし、もしかすると18きっぷの廃止もあり得る話なのかもしれませんね。

私自身は、18きっぷが使いづらい地方に住んでいるので、今まであまり18きっぷは使ったことはないのですが、しかし、こういう鉄道ファンを惹きつけるようなサービスを廃止するというのは決して得策ではない気もしますが……。

周遊きっぷにしても18きっぷにしても、JR各社に対しては、利用者や鉄道ファンの立場に立った旨味のあるきっぷをちゃんと今後も残して欲しいなあと切実に思うところであります。