北海道新幹線が来春開業予定ですが、その影響で、青函トンネルを18きっぷでは通れなくなる可能性が指摘されてますねー。朝日新聞デジタルにそういう記事が載ってたので、その内容を踏まえつつ、ちょい私論も書いてみます。
現在でも海峡線には普通列車が走ってませんから、蟹田−木古内間では18きっぷだけで特急に乗れるという特例があります。しかし、来春からは青函トンネルを走る旅客列車が北海道新幹線だけになる可能性が大きいため(※「はまなす」や「カシオペア」はどうなるんだろう?)、新幹線で18きっぷの客を乗せることをJRが容認するか否かという問題があるわけですね。
仮に新幹線に乗れる特例ができるとしたら、奥津軽いまべつ駅(←長い!(苦笑))−木古内駅間…ってことにフツーはなるのでしょうが…しかし! 木古内−五稜郭間は三セクの道南いさりび鉄道に移管されるので、ここでも三セク乗車の特例を認めるかどうかという問題が起きます。まあ、三セク乗車の特例自体は既に3か所(青い森鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道)にて前例がありますが……。
まあ、個人的には、18きっぷだけでもかなりのサービスだと思うので、短区間くらい正規の金払って新幹線に乗れよ…とか思うのですが(苦笑)、それでは身も蓋も無いので、ちょい私案を☆
さすがに18きっぷだけで新幹線に乗れる特例とか前例を作ってしまうと、今後借金を返していかねばならない北海道新幹線とっては一切収入が入らない形になり、大きな打撃になってしまうと思います。なので、たとえば奥津軽いまべつ駅−新函館北斗駅(←長いってば!(苦笑))間に限り、立席特急券を別途購入すれば18きっぷでも乗車可能…という特例を作ったらいかがでしょうか? こうすれば、18きっぷユーザーも特急券を買うわけなので、北海道新幹線にとっても収入が入る形になります。しかも、道南いさりび鉄道の扱いをどうするかという問題も解決できます。
そもそも、これまで特急券無しでも特例で青函トンネルを通過させてもらってただけでも、相当なサービスだと思いますよ。青函トンネル自体、借金やら維持費やらかかっているわけですからね。
あとは、こういった特例をJRサイドが容認できるかどうかという柔軟性が問われるように思いますけどねー。まあ、私が示した私案がベストというわけではないと思いますが、土日きっぷをはじめとするお得な企画きっぷをやたらに次々廃止してサービス低下が著しいJRサイドには、今一度反省してサービス向上のために柔軟性を持っていただきたいものだと思います(苦笑)。
なお、こういった記事を、18きっぷをあまり使ったことのない私が書くのもどうなんだろ?と思いますがー(爆)