由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

小中学生のカバンはもっと軽くできる

小中学生のカバンが重い・・・という記事を時折見かける気がします。

その原因の一つは、私は「教科書のサイズのワイド化」にあると思っています。

中学生の教科書を考えてみると、私の中学生の頃の主要五教科の教科書は、まず例外なくA5サイズだったんですよ。

ところが、今の中学生の教科書って、B5版だったり、「AB版」という訳のわからないサイズ(※ちなみにB5よりも大きいです)になっていたりします。

理由はいろいろあるんでしょうね。視覚効果の向上が云々とか言っている記事をどこかで読んだ気もします。あと、サイズを大きくすると、なんかそれだけで内容が「易しく見える」っていうこともあるのでしょうね。(それまでB5とかで学んでいた教科書って、サイズがA5化するだけで、なんとなく「難しそう」って思っちゃうじゃないですか(笑))。

なんだかんだ言って、いろいろ子どもたちの関心や意欲を引き出そうと「工夫」しているといえばそれまでですし、見方を変えれば、「従来通り易しく見せる視覚的・心理的効果」といった工夫をわざわざお膳立てして子どもたちを「甘やかしている」とも思えます。良くも悪くも「ゆとり」教育の影響を引きずっているのでしょうね。あ、自身の偏見であることは承知の上で、かつ異論があるのは承知の上で書いている「個人的見解」ですので、決して文句は言わないでください(笑)。

教科書のサイズを大きくしちゃうと、重くなるのは当然ですよね。しかも、サイズ大きくしている割に、ページ数はさほど薄くはなってはいないのですよ。だから、カバンだけが重くなっちゃうわけです。副教材までサイズ大きくなっているように思いますし。どういうことなんでしょうね?

昔の中学生(爆)は、A5サイズでも充分に理解したし、それなりに順当な知的好奇心を掻き立てられた気もします。教科書のサイズを大きくするって、そんなに必要なことなのでしょうかね? 重いカバン引きずって登校している子ども達をみると、本当に可哀想に思います。もっと軽くていいんじゃないかな? 重いのに持ち帰れとか言われますしね。ひどいものです(苦笑)。

高校の話にはなりますが・・・・・・私がいた高校では、ほとんどの生徒が、数・英・国の「3教科」以外の教科の教材は、普段は学校に置きっ放しにしてましたけどね(笑)。3教科は家で予習する必要があるから適宜持ち帰りますけど、それ以外は置きっ放しでしたよ、マジで。まあ、私の場合は、現代文は持ち帰らなかったけど(笑)。定期試験前に現代文のノートを見せてくれたクラスメートのJさん(※以前このブログにも何度か登場したあの方です。先日久々に会ったな♪)にはマジで感謝です(爆)。Jさんのおかげで卒業できたといっても過言じゃないよね、きっと。

話がやや逸れたけど、教材軽くして、学校にある程度置きっ放しでもいいようにすればいいのに・・・って思いますよ。どうせマメに持ち帰ったって、家庭学習時に全てを使いこなせるわけじゃないんだし。ポイント絞って最低限の持ち帰りで最大の学習効果を狙わせるのが、「教えるプロ」としての学校の技術の見せ所だと思うんだけど、いかがなもんでしょ?