由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

小田和正さんコンサート「本日 小田日和」レポート(2014年9月4日、宮城、セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ21)1日目)



そういえば本日は小田和正さんのお誕生日ですね♪
小田さん、お誕生日おめでとうございますー♪♪♪
( ^_^)/▽☆▽\(^_^ )

先日行きました小田和正さんコンサート「本日 小田日和」の宮城公演1日目(2014年9月4日)についてレポートします♪ だいぶ掲載が遅くなりすみませんー(汗)

言うまでも無くネタバレですので、差し支えある方はご遠慮ください。
また、長文ですので、その点ご了承ください。

なお、自分なりに記憶を掘り起こして書いたつもりですが、曲順とか内容について誤りがありましたら、ご教示いただけると幸いです。
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注1:☆印は最新アルバム「小田日和」の曲を示します。
注2:ENはアンコールの意味です。

相変わらず不便な会場での開催ですが、それにもかかわらず物凄い人♪ 小田さんの故郷である横浜は別格として、仙台・宮城は小田さんが東北大学在学中に住んだ「第二の故郷」ですので、宮城会場で聴きたい人はやはり多いと思われます♪ そこを考えると、大きな会場が必要なのですよねー。
ニューアルバム「小田日和」のジャケットは小田さんの写真ですが、今回のツアートラックには小田さんの写真が堂々とラッピングされており、皆様、トラックをバックに記念撮影されていました♪

2年前は、前述の会場の地理の問題もあって、開始が遅れましたが、今回はそんなことは無かったようでして、定刻の18時半から10分過ぎた18時40分頃にバンドメンバーが登壇、そして、白い上着を着た小田さんがゆっくりと登場し手を振ると、会場は割れんばかりの大拍手に包まれました♪

■1.☆そんなことより 幸せになろう

いきなりニューアルバムの第一曲目の書き下ろし曲からスタート♪ 全ての世代に向けて、ポジティヴに前向きに生きようよ!……と優しくかつ力を込めて歌ったこのメッセージソングは、私が「小田日和」で最も好きな歌です♪ おそらくこの歌が一番最初ではないか? 一番最初だといいな♪…などと思っていたら、それが実現して嬉しかったです♪ コンサートは始まったばかりですが、ポジティヴな歌詞と小田さんの若々しい歌声に、のっけから私はクライマックス状態でありました♪

■2.キラキラ

引き続きアップテンポでポジティヴなメッセージソングが続きます♪ 愛する人を前向きに引っ張って行く暖かなラブソング♪

■3.やさしい雨

前のアルバム「どーも」からですね♪ みんなが笑っていられるように……との小田さんからの暖かなメッセージソングです♪ 最初に聴いたのが震災の年だったこともあり、この歌自体は震災とは無関係にしても、とても勇気づけられたのを覚えています♪ 3曲続けて力強くメッセージがこもった選曲……これは、小田さんから私達への暖かな激励だと私は感じました♪

ここで小田さんからの挨拶MCとバンドメンバー紹介です♪
小田さんは、交通の便が悪い会場で申し訳ないと言っておられましたが、コンサートを運営するギルドネクストの社長さんが、様々なコンサートがあるから宮城のファンは来るのに慣れているとおっしゃったそうで……その話の矛盾点にツッコむ小田さんでした(笑)
ツアータイトルが「本日 小田日和」とのことで、小田日和、そして「みんな日和」になるように楽しんでいってください…と客席にメッセージを伝える小田さんに、大拍手が起きました♪
そして、バンドメンバーの紹介です♪ なお、2013年の東北3県でのミニツアー「その日が来るまで」でもそうでしたが、今回もSaxの園山さんは不参加でした。これまで園山さんのSaxは楽しみの一つだったので、個人的には寂しいですね。

■4.Re

春の歌を歌いますとのことで、この歌がまた登場♪ アルバム「そうかな」からの選曲ですね♪ 2012年の「どーも どーも その日が来るまで」の東北ツアーでも披露されていました♪ 東北に春がまた来ますように…と願ってのことでしょうか?

■5.☆やさしい風が吹いたら

ニューアルバムからの選曲。ドラマの主題歌にもなっていて、2013年の東北3県限定ツアーの仙台会場で私は初めて聴きました♪ 優しい曲調の追憶の歌です♪

ここいらでまたMC。でんぐり返しをした話をされていた小田さん。そのせいかどこか痛めたのでしょうか? 気を付けてねとか仰っていたように思います(笑)

■6.☆二人

ニューアルバムからの選曲です♪ しっとりとしたラブソング……こういう歌を、美しい高音の美声で歌われる小田さん、やっぱパネェっす♪♪♪

このあとMCにて、次の歌「この街」について言及。この歌の「街」は、実は愛知県の明治村のことを歌っておられるとのことで(途中で愛知会場で流されたと思われる明治村のご当地紀行の映像も紹介されました)、仙台のことではないのだと仰る小田さん。しかし、仙台という街は自分のことを守ってくれたというエピソード(交通違反か何かで捕まった時に警察官が優しかった(笑)など)を語ってくださいました♪

■7.☆この街

この歌ではウクレレを演奏された小田さん♪ そういえばアルバムでもウクレレを自ら弾いていらっしゃるのですね☆ ゆったりとした曲調で、全ての世代へ、何度でも夢を追いかけようと呼び掛けるメッセージソング♪ 明治村がモチーフのようですが、仙台という街もきっと、小田さん自身に頑張れと語りかけるものがあるに違いありません♪

■8.東京の空

グランドピアノで熱唱される小田さん♪ 本当に高音域が澄んでいて、とても今年67歳とは思えぬ美声です♪ 私も60歳超えても高音で歌える自信が小田さんのおかげでつきました♪(爆)
なお、どの時点のMCでかは忘れましたが、小田さんがMCで、高音は相変わらず出せるけど、歳のせいか高音域が聞き取りづらくなったと仰ってました。そして、年配のおばちゃんたちが大声で駄弁る理由は、高音域が聴きづらいせいだから大目にみてあげましょうというようなことを仰ってました(笑)

■9.たそがれ

本日初めてのオフコースからの選曲♪ 大人の色香(謎)が漂う美声に、私ももうメロメロ♪(爆)

■10.たしかなこと

定番の一曲♪ 小田さんの美声が思う存分発揮されてますね♪

■11.明日

2011‐2012年にかけてのツアー「どーも どーも その日が来るまで」の冒頭で歌われたメッセージソングです♪ 小田さんが震災を踏まえ「その日」が来る事を信じてか、この歌を冒頭で歌おうと決めて歌われてました。この歌自体は「そうかな」からの選曲であり、震災とは関係無いですが、明日の笑顔を願うメッセージを今回も小田さんは熱く歌われました♪

■12.☆その日が来るまで

言うまでも無く、東北に向けて思いを歌ったメッセージソング♪ 2012年の「どーも どーも その日が来るまで」の東北ツアーで初披露され、この会場でもしっとりと歌われ、その模様は「情熱大陸」でも紹介されました。小田さんの想いが込められた歌に、今回も目頭が熱くなりました。

ここまでで前半は終了…そして、ご当地紀行です♪ 順番はあやふやですが、小田さんが行った場所をご紹介♪
・仙台駅:駅構内に山形観光誘致の「山形日和」なる垂れ幕が(笑)。小田さんは決してパクってないのだ、私の方が先だと信じたいといったことをおっしゃっていました(笑)。あと、仙台駅のペデストリアンデッキにて、岩手の中学生だか高校生だかが地元のPRだかをしており、それを温かく律儀に見守る小田さんでした♪
宮城県庁最上階展望台:「ランチを食べに来たの?」などと地元のご婦人と気さくに会話されていた(笑)小田さんが印象的でした☆ 
・アーケード街:たぶん中央通りのクリスロードだと思うのですが…学生の頃に仙台七夕を見てつまらなかったという思い出話をしておられました♪(笑)
東北大学本部(片平キャンパス):母校である東北大めぐりはもはや定番ですね☆ たしかこのあたりで小田さんが母校に贈った東北大の校友歌「緑の丘」のPV的映像が流れてました♪ しみじみとする母校愛溢れる歌と映像…そして東北大学本部(片平キャンパス)での小田さんの映像が♪ 学生と記念撮影したりしてました♪
・三居沢不動尊:ここは仙台人でも知らない方が多いかな? 知る人ぞ知るスポットかと思います。なおマメ知識ですが、実は近くに三居沢発電所という現役の水力発電所があり、日本最初の水力発電所とも言われています。
・大崎八幡神社:国宝の神社でして、有名な「どんと祭」が行われる神社です。長い石段があるのですが、駆け上がる小田さん…若いです!(笑)。小田さんの前に参拝していた方に、ああいう方は真剣にお願いごとをしていらっしゃるからきっと長いよ…と気を使って終わるまで待っている小田さんでした☆ 小田さん自身はコンサートツアーの成功を祈願なさっておられましたね♪
・秋保大滝:何度か小田さんは来られてますが、今回も来ていらっしゃり、きっと小田さんは気に入られたのでしょうか? 観光客の方と記念撮影に応じる気さくな小田さん♪ 
・みちのく杜の湖畔公園:以前も来られて、シルバー割引を満喫していた小田さんですが、今回もいらっしゃってますね☆ 気に入られたのでしょうか? 来場客の男性がなにやら真面目にお話をされているのかと思ったら、学校の先生が遠足の下見でいらっしゃったとのこと(笑)

…などなど、まだ他にも行かれた可能性もありますが、私の記憶の範囲はこんなところです。

■13.☆愛になる

後半は白いTシャツ姿で登場された小田さん♪ ストレートに愛を表現したラブソングにも聞こえますし、明日を向いていこうと皆に呼び掛ける小田さんからの愛のメッセージソングにも聞こえます♪

■14.the flag

個人主義」からの定番の一曲♪ 小田さんからの、夢を諦めず追い続けようという熱いメッセージソング♪ 今年67歳になる小田さんがこうやってあらためて力強く歌ってくださると、私もさらに頑張って生きようという元気が出ます♪

■15.風と君を待つだけ

■16.愛を止めないで

小田作品の中では古典領域の一曲ですが、眩しい輝きを放つ歌です♪ このあたりから会場が一気にホッとな雰囲気に♪

■17.Yes-No(オフコースバージョン)

オフコースバージョンながら、Saxの園山さんが今回いらっしゃらないためか、あの長い前々奏は無く、いわゆる「We are」的な開始でした☆ 今となってはこの歌も、小田作品の中では古典的な領域に入るのかもしれませんが、ほぼ毎回のように歌われてきたこの歌は、相変わらず若々しいままの小田さんによって今回も「君を抱いていいのぉー♪」と力強く歌われました♪ まさに伝説の歌です♪ 会場の盛り上がりはもはやクライマックス♪♪♪ この時点でこの選曲……次の歌は……まさか!?

■18.ラブ・ストーリーは突然に

やはりというか、前曲が伝説の歌ゆえに、その流れで歌われるさらなる伝説の歌……それがこの歌であります♪♪♪ もはや説明不要の小田さん最大のヒット曲♪♪♪ クライマックス状態の会場がさらに弾けまくって超クライマックス状態♪♪♪

ここでまたMC。次の曲「mata-ne」にまつわるエピソードの紹介でした♪ 友人のベーシストであるネイザン・イースト氏に提供した歌の日本語版カバーがこの歌とのことであり、彼は小田さんにメールを贈る際に、「mata-ne」と書き添えるのだとか。それがこの歌のタイトルとのこと☆

■19.☆mata-ne
前述のこの歌の成りたちを考えると、遠くに住むかけがえのない友人へのメッセージソングに聞こえます☆ もう少し深読みすると、全国の小田さんファンへのメッセージでもあるのかもしれません☆

■20.言葉にできない

■21.☆彼方

2013年の東北3県限定ツアーにて歌われましたが、この時点ではタイトル未定曲でした。このたびタイトルもついてアルバムにも収録され、改めて歌われました♪

■22.今日も どこかで

■23.☆やさしい夜
交通の便が悪い会場に来てくれたお客さんたちに恐縮と感謝の弁を述べた小田さん。会場中が小田日和、そしてみんな日和になったであろうと願う小田さん。そして不便な会場から気をつけて帰宅して欲しいと仰り、やさしい夜が皆に今夜訪れますように…とのメッセージのもと、この歌が最後の歌になりました。最後の歌に相応しい、子守唄のようなおやすみソングですね♪

こうして最後の曲が終わり、バンドメンバーの再度の紹介の後、メンバーが退場し、舞台が暗くなりました。

しかし、これではもちろん終わりません! お約束のアンコールを期待して盛り上がる会場♪
そして、その期待にこたえて再度ステージに上がる小田さんたち♪

■EN1.もっと近くに

オフコースというバンドの思い出をMCで語られた小田さん。バンドの紆余曲折があって、解散の危機もある中、もう一度頑張ってみようとの想い、「もっと近くに」寄り添って結束しようとの願いを込めて作られた歌とのことです。ただ、バンドは2年後に解散してしまうわけですが…。そんなちょっとしんみりとした思い出話とともに歌われた歌ですが、その経緯があるだけに、内容はパワフルですね♪

■EN2.またたく星に願いを
アンコールの定番ですね♪ この歌を歌っている時の小田さんは、いつも楽しそうですが、今回も実に楽しそうでした♪

この歌が終わると、一旦退場された小田さんたち。しばらくのアンコールの合唱ののち、再度小田さんたちが登場♪

■EN3.☆今のこと

ニューアルバムからここまで9曲を歌ったと語る小田さん☆ 最後の1曲をここでようやく披露♪

■EN4.YESーYESーYES

■EN5.hello hello

■EN6.いつも いつも

バンドメンバー全員で一列に並んで、アカペラで大合唱でした♪
そしてメンバー全員がまるで山口百恵さんのごとくステージにマイクを置き退場され、今度こそ「小田日和」な本日のプログラムが全て終了となりました。

引退コンサートでの山口百恵さんばりのマイク置き演出に、ファンとしては小田さんが今度こそ引退なさるつもりでは?とか実にやきもきしてしまいますが……しかし、小田さんが冒頭に歌われた「そんなことより 幸せになろう」の歌詞をふと思い出しました♪ 仮に小田さんが引退なさるか否かに関わらず、今夜こうやって会場の皆が「小田日和」な、そして「みんな日和」な一日を過ごしたことは、永遠に思い出となって胸に刻まれるのです♪ この歌で小田さんが私達を激励してくださったように、今日の思い出を胸に「胸はって 歌うように 楽しく生きよう」と思います♪

なお、曲目を振り返ると、今回のコンサートは、オフコース時代の歌(※ソロ以降のリメイク版含む)からの選曲がだいぶ少なめで計7曲でした。一方で全29曲中10曲がニューアルバムの曲であり、これは小田さんが現役として前向きな証拠とも私は解釈いたしました♪ また再び、この宮城・仙台の地に来て下さると信じております♪

素敵な「小田日和」なこの日をプレゼントしてくださった小田さん、いつも勇気づけてくださり本当にありがとうございました♪
そしてバンドメンバーの皆様、そしてツアーの実施にご尽力をくださった全ての関係者の皆様に厚く御礼申し上げます♪ ありがとうございました♪

(※おことわり:本記事の内容については、随時予告なく加筆・修正する場合があります。ご了承ください。)