由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

小田和正さんコンサートレポート:ツアー2022「こんど、君と」(宮城県利府町セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ21)2日目・2022年7月17日)

少し遅くなりましたが、簡単にレポート・感想を記したく思います♪ ネタバレが入ってますので、都合の悪い方は読むのをご遠慮ください。また、私の記憶に専ら基づいており、誤りがあるかもしれませんので、お気づきの点はご教示いただければ幸いです。

セットリストについては、前の記事に記しましたので、ごらんください♪ ご覧いただくとわかりますが、大部分は郡山での内容と同じでした。従いまして、本レポートと郡山のレポートは、内容面でもしかしたら重複している面もあるかもしれませんが、ご了承ください☆

今回の宮城は、天候が週末に荒れて、このコンサートも開催するかどうか検討があったようです。無事に開催されて良かったです。当日は開演(17:30)前の約1時間ほどの間に大雨が降りだしたみたいですが、私が入場した16:30過ぎ頃はポツリポツリと降りかけていた程度で、傘無しで済みました。

宮城会場はセキスイハイムスーパーアリーナグランディ21)での開催です。会場が不便で、終演後の帰宅時になかなか車が出庫できないといういつもの苦労がありました(苦笑)。大雨の件もあって、会場のある利府町内では土砂崩れが起きていたとの情報もあるため、なるべく安全策をとのことで、最寄りの高速道路を用いて車で入場しました。入場は殆ど混まずに入れましたが、出る時は一斉なので、なかなか車列が動かず、エンジンかけてから会場出るまで1時間以上かかったかも?(汗)

会場は、もともと国体仕様で造られたものなので、スタンド席とアリーナ席があります。郡山市ビッグパレットふくしまは、アリーナ席のみでしたが、アリーナ席だけで純粋に見ると郡山の方が広く、宮城の方はアリーナ部分は狭い印象でした。

今回は相方とともに参加です♪ ニューアルバムの曲は一通り車内で聴き込んで会場入りしました♪ 今回の選曲は、あまり小田さんに詳しくない相方でもかなり知っている曲が多かったようで、喜んでおりました♪

オープニング映像から続く1曲目『風を待って』……小田さんが登壇し大きな拍手が響く中、この歌で会場が一体となり、ハーモニーを奏でました♪ 美しい高音の声とともに流れる温かい曲調は、小田さんならではといえましょう♪ 「今は戻らないから 大切なんじゃなくて 今を重ねて明日へ つながって行くから♪」……明日を向いて行こう、未来を向いて行こうという、小田さんからのメッセージ、あらためて受け取らせていただきました♪

そこから続く『会いに行く』……小田さんが「会いに行く♪」と優しく口ずさんでくださると、小田さんがあらためて会いに来てくれたと実感できます♪ そして『愛を止めないで』……相方がこの歌にだいぶ歓喜していたようでして、聴けて良かったと喜んでおりました♪ パワフルなラブソングで、元気が出て来ます♪

メンバー紹介では、やはり有賀さんが腰を痛めておられるとのことでした。苦しい中でも、こうやってツアーにご参加くださり、小田さんファンとしては嬉しく思います♪ ゆっくり治してくださいと申し上げたいところですが、ツアーもぜひ完走していただきたいし、複雑な思いです。

本日は、郡山では歌われなかった『夏の日』が披露されました♪ 爽やかで明るい曲調の、オフコース時代後期の作品でして、この歌を生で聴けたのはとても嬉しかった♪ 当時と全く変わらぬキーで歌い上げる小田さんの美声はまさに驚異です♪

『やさしい風が吹いたら』の後のトークで、小田さんの仙台に対する思い出が語られました♪ 大学の下見に来て、広瀬側の河岸段丘に広がる白い校舎群…それが当時の東北大学のキャンパス風景だったわけで、その光景に小田さんは憧れて進学を決意されたとのこと♪ 若き少年時代の小田さんが憧れた風景はとっくの昔に変わってしまっていますが、小田さんの心象風景は、小田さんの歌の中にしっかり刻まれております♪ 相方が「小田さんの歌詞には、坂道と言う言葉が多い」とスルドイ分析をしておりまして……小田さんの描かれる“坂道”の風景は、川内や青葉山といった坂道(山)に造られた東北大学の風景そのものかもしれません♪

そして、小田さんは、東北大学校友歌『緑の丘』について言及されました♪ 震災後、当時の東北大学総長の 里見 進 氏が、学生や同窓生、教職員たちを元気づけて欲しいと、小田さんに校友歌の制作を依頼され、小田さんがそれに応えたというものです♪ 里見氏とのやりとりを小田さんは懐かしく語っておられ、「今日、ここに来ておられます。」と仰ってました♪ つまり、このコンサートを聴きに来ておられる♪ 素敵なお話ですよね♪ また、小田さんは、校友歌の一部を披露してくださいました♪ これは嬉しいです♪

なお、OBとして小田さんが母校に贈った校友歌『緑の丘』について知りたい方は、東北大学のホームページを探してみて下さい♪ かつて小田さんも所属したという東北大学混声合唱団の皆様……つまり小田さんの後輩達が歌っておられる動画が視聴できます♪ 先述した小田さんが憧れた白い校舎群の風景が歌詞に描かれておりまして、歌を聴けば、仙台に詳しい方なら、仙台の風景が脳裏に浮かぶ歌になっております♪

話が逸れましたが、この後、『水曜日の午後』『言葉にできない』…と、オフコース時代の美しい歌がピアノ弾き語りで披露されました♪ 特に『言葉にできない』はまさしくオフコース時代のアレンジでして、実に圧巻です♪ 小田さんが泣いちゃうんじゃないかと、今回も気になりましたが、しっかりと最後まで歌い上げておられました♪

ご当地紀行については、やはり東北各県の総集編がメインでした♪ 郡山での内容と一部かぶっているところもありましたが、かつて東北大学に訪問した時の様子など、仙台ならではのものも見られました♪ 今回は大雨の件もあり、どうされるのかと気がかりでしたが、石巻に今回は足を伸ばされ、復興の様子を日和山から見守っておられました♪

後半1曲目の『so far so good』は、やはり元気を頂ける歌です♪ コロナ禍を耐え抜いた我々への小田さんからのメッセージとやはり思います♪ 「たとえ選んだその道が間違っていても 無駄な時間が流れるわけじゃない」……この歌、一生懸命に今を生きる我々へのエールそのものですよね♪ 「春は来て 春は行く 生きて行けば また 時は来る」「この街に また春が 帰って来た」……あらためて、今日この時、小田さんのコンサートに来れて、本当に良かったと思う自分がいました♪

『やさしい雨』では、歌の途中で、天井から細かく刻んだ金銀の紙吹雪が舞い降りてきました♪ 私の頭上にも降ってきまして、捕まえようと思いましたが、惜しくもつかみ損ねて……と思ったら、相方がつかんでくれました♪

『Yes-No』『ラブ・ストーリーは突然に』…どちらももはや「お約束」の2曲が連続です♪ 相方もやはりこの2曲は嬉しかったとのこと♪ どちらの歌も、もはや解説不要のラブソング♪ 「君を抱いていいのー♪」「君のために翼になる♪」……変わらぬ澄んだ甘い高音ボイスで歌い上げる小田さんはさすがです♪

『ナカマ』は今夏のニューアルバムであらためて音源化された最新の歌です♪ 人と人の繋がりについて歌い上げたメッセージソング……実は私、震災以降「絆」という言葉が嫌いになっちゃったのですが……今夏のアルバムでこの歌をあらためて聴いて、「絆」という言葉を再考すべきなのだろうなと考えさせられました。たとえ「絆」という言葉は封印したとしても、「ナカマ」との繋がりは大切なものなのでしょうから…。コロナ禍を体験して久しい今、あらためてそのように思うのです。

『こんど、君と』……ツアー初日の郡山では、小田さんが感極まって歌えなくなってしまった歌でしたが、今回は小田さんはしっとりと歌い上げておられました♪ 「声を合わせてあの歌を いつかみんなでまたうたおう♪」……こうして再び小田さんと歌をともにすることが出来て、本当によかったと実感いたしました♪ そして、再び小田さんと歌をともにできる日を楽しみにしたいと心より思いました♪

『君住む街へ』……この歌を最後の曲として歌われると、やはり感極まってしまいます。「君住む街まで飛んで行くよ♪」…小田さんからのメッセージ…ええ、待っておりますとも♪ 2曲目でも「会いに行くどこにでも♪」と歌ってくださった小田さん♪ また次の機会を楽しみにしております♪

本編は19曲でして、郡山より1曲少なかったですが、仙台の思い出トークに校友歌の一部披露がその分入っているのだと思います♪ 小田さん、なぜか本日のコンサートは緊張したと仰っており、終盤のトークで、ようやくほぐれてきたと、ホッとしたように仰っていました♪ 大雨の件もあったのかもしれませんし、第二の故郷である仙台開催ということもあったでしょう。もっとも、郡山の初日の方が緊張されていたように私には思いました。本日は声の出具合とか、初日たる郡山と比べてより絶好調だったと感じました♪

その後はアンコールでして、こちらは変わらぬ5曲でしたが、郡山では本編で歌われた『YES-YES-YES』がアンコールに入っておりました♪

……以上、2時間半のステージでした♪ 郡山の初日に参加できたので、もはやいいかなとも思ったのですが、やはり地元の宮城での開催はまた格別でした♪ 相方も喜んでおりましたし♪ 大雨で危うかったわけですが、無事に実施されたことはやはり嬉しい喜びです♪

あらためてこの大変な中、私達に会いにきてくださった小田さんとバンドの皆様、そしてツアー関係者の皆様、そしてなにより、チケット獲得に尽力してくれた相方に、心から感謝申し上げます♪

どーも、ありがとう!!!

いつか、「また会える日まで」楽しみに待ちたいと思います!!!