由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

人質事件でちと考えた

豊川信用金庫の人質事件……たまにこういう事件が起きると、妙に目立ちます。それだけ、日本の治安も良くなったのだろうし、だからこそこういう事件が起きると妙に目立つし、久々にこういう事件が起きてしまったという感覚があります。

犯人の狙いがよくわかりません。内閣総辞職を要求しただとかいうことで、政治的主張が目的ではないかとの憶測もありますが、それにしても信用金庫での人質事件なのに今の所金銭的要求が無いのが奇妙です。

怖いなあと思うのは、住宅街で起きているということ。学校も近くにあるとかで、集団下校となったとのことです。

こういう場合の集団下校って、どうなんだろ? かえって目立って危険ぢゃん?…とか思ってしまいます。状況を詳しく知らないので偉そうには言えませんが、児童の列に犯人がナイフ持って暴れまわって襲いかかったら、どうなるんだろうなあとか…。

保護者に迎えに来させるなどの対応はせめて必要かと思いますが、産経ウェブの記事では保護者が迎えに来たとは書いてないので……学校の対応がやはり気になりますね。心配かも?

この記事を書いている時点で、犯人はまだ捕まっておりません。人質が一人解放され、まずはそれだけでも良かったです。早く全員無事で犯人逮捕となることを祈っております。

んで、連休中に事件が既に解決していることを願って、きっとそうであると仮定して話を続けますが……連休明けの新聞記事を予測してゲンナリするのが、きっとこういう趣旨の記事が載るであろうことです。

「立てこもり事件が起きた信用金庫近くの小学校の児童の心のケアのために、豊川市教育委員会は同校に臨床心理士を派遣した」

…こういう記事って、いいかげん止めて欲しいと私は思ったりします(苦笑)。

なんか、教育委員会が市民から非難浴びないようにアリバイ的にやった感じに聞こえて、とてもウンザリするのですよ。

あと、何か事件が起きた際に心のケアをするっていうことが記事に載るようになってから、10年以上は絶対経っている気がするのですよ。だとすれば、心のケア自体がもう「あたりまえにするべきこと」なのではないでしょうか? だとしたら、そんな「あたりまえ」なことをすることをわざわざ新聞記事やらニュースにすることって、今更ニュースバリューがあるのか?…って言いたい(苦笑)。

わざわざ今でもニュースにするあたりに、どうもまだ「心のケア」っていうのが「特殊」なこととして世の中に認識されているのかなあ?…と思うと、これもまたゲンナリします。「特殊」ってことは、心のケアを受ける事が、それだけ色眼鏡で見られる可能性もあるってことでして…

…やはり、まだまだ日本って、人に優しく無い国なのだなあと実感しました。まあ、それは震災の時に嫌と言うほど実感したわけですけど(苦笑)。