由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

いいかげんにしろ! 取材合戦

マスコミの取材合戦を見るたびに醜いなあと思います。
例の母親の首を切断した事件についても、ど〜せマスコミの心ない報道が目にみえていましたし、連日いろんな記事がしつこいくらいに生み出されている状況にうんざりするので、敢えて読まないようにしておりましたが、このたび、河北新報という新聞にこんな記事が載っていたので、一部転載しておきます。

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会津若松・母殺害 門戸閉ざす集落 取材合戦、住民に傷

 少年の実家がある金山町の集落。背後の山の斜面には、今年2月に起きた土砂崩れの跡が残る。
 福島県会津若松市の高校3年の少年(17)が母親を殺害し、遺体を切断したとして逮捕された事件。少年の実家がある福島県金山町の小さな集落は事件の衝撃だけでなく、殺到したマスコミの取材合戦に巻き込まれ、深い傷を負った。15日の発生から間もなく2週間。門戸を固く閉ざした家々は、時が過ぎることをひたすら願っている。
 人口約2800の町の中で、少年の実家がある集落は約50世帯、百数十人が暮らす。事件の知らせからほどなく、新聞、テレビ、雑誌など、ありとあらゆるメディアの取材陣が押し寄せた。
 年配の男性が重い口を開く。「いくら仕事とはいえ、あまりにもひどかった。所構わず車を止め、勝手に敷地に入り込む。玄関に鍵を掛けると裏口に回って、執ように開けさせようとする者もいた。電話が鳴るだけで体がびくっとした」
 夜も続く取材攻勢にたまりかね、外灯だけでなく家の中の明かりを消してしまう家もあった。ある家では、トイレに行こうとした家族が廊下の明かりをつけると、玄関のガラス戸上方の透明な部分に、中をうかがう取材者の顔があった。
 少年をよく知る同級生に接触を図ろうと、地元の高校生に仲介を頼んで金を渡そうとした者もいたという。高校生の家族は「子どもにいったい何をするのか。わたしたちをばかにしている」と憤る。

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ほんと、節操ない報道ですね。想像しただけでゲロが出そうなくらい、こちらまで気分悪くなります。まあ、こうやってエラソーなこと書いている河北新報の実態も甚だアヤシイとは思います。所詮は同じ穴のムジナでしょうしねえ(笑)。

そんなに報道が大事なんでしょうかねえ? 報道の自由とか言論の自由とかいうきれいごとを盾にさえすれば、何をしてもいいんでしょうかねえ? まあ、こういう報道合戦が熾烈化するのは、読者・視聴者受けすると思っているからなのでしょうね。要は、読者・視聴者である大衆はマスコミにバカにされているってことですな。バカにするのもいいかげんにしろって言いたいです。