由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

JR東の2013年3月ダイヤ改正内容が発表

JR東の発表によれば(公式ページ参照)、3月のダイヤ改正にて東北新幹線が最高時速320kmで運転を開始するのだとか♪ この速度「国内最高速」とのことで「世界最高速」と記載されていないあたりがちょい残念ではありますが(苦笑)。こうなると、E5系の出番というわけでして……E2系がだんだん淘汰されていくかと思うと、時代の変遷を感じ、かつて高速運転のエースとして名を馳せたE2系が脇役に回るのは、やはり断腸の思いがいたします。

また、E6系もデビューするとのことでして、当初は時速300kmで、2013年度末頃には時速320km運転をやはり実施するとのこと♪ 言いかえれば、これに引き換えでE3系が淘汰されていくということであります……こちらも寂しさを感じますね……。

E2系上越新幹線に転出して活躍するとのことですが……ということで、東北・上越新幹線の初代車両として約30年にわたり活躍してきた200系が、ついに引退であります……東北に初めて走った新幹線の姿がついに引退となるわけでして、しかも既に引退した0系と100系に続き、ついに初期型の丸鼻新幹線系が全て引退してしまいます……。これまた断腸の思いであります……高速化は嬉しい一方、かつて私達に夢を与えてくれた初代車両群が全て引退というのは、非常に寂しい……できればラストランの姿を見届けたい気もいたしますが、スケジュール的に観に行けるかどうかは微妙であります。せめて、ニュース映像等で引退を見届けようかと思います。高速化の光と影を感じますね。

東北新幹線で用済みの車両って、上越新幹線にどんどん流れるんですよね……。上越新幹線といえば、北陸新幹線が金沢まで開業する際に「2014年問題」が待ちうけております。つまり、金沢まで延伸すれば、北陸新幹線が主流となるのは明らかなわけでして、いままで主流だった上越新幹線の方が北陸新幹線の支線化するという懸念が実際に浮上しているわけです。しかも、某真●子さんも選挙で敗れましたし……2014年問題に拍車をかけておりますね……。そうやって考えると、用済み車両が流れて使用されている上越新幹線の実態には、なんかやるせなさを感じたりします。

ところで、新幹線以外の話題では、今回のダイヤ改正で嬉しいポイントがあります。それは、東日本大震災の影響で長期運休となっていた区間の再開があることです。常磐線の亘理−浜吉田間と、石巻線渡波−浦宿間の再開です。特に石巻線は、今回の再開にによって、殆どの区間が復旧完了となります。残りは浦宿−女川の1駅間だけですが、女川駅が壊滅している現状から、この1区間だけは復旧までの見通しが立っておりません。それでも、石巻線が殆ど復旧できたという事は、とても嬉しく思います。

山田線、大船渡線気仙沼線の復旧は数十年に渡るでしょうし、常磐線も全線再開の目処は全く立ちません(それも津波のせいではなく原発事故のせいだというのが腹立たしい)。しかし、少しでも復旧区間が多くなっていく事は、被災路線全体にとって大きな励みになります。今回の運転再開が、今後の残りの線区の復旧の象徴となるよう、祈りたいと思います。今後については、当面はまず石巻線の残り1駅間と、仙石線の全線復旧(高城町−陸前小野間)ですね。仙石線は、内陸移設を伴わない高城町陸前大塚だけでも先行復旧というわけにはいかないものか……とかつい考えてしまいますね。