由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

万引きは法的には窃盗罪です。タトゥーは日本語では入れ墨です。

まあ、表題のとおりの内容です。
大して面白い内容では無いですが、興味のある方のみご覧いただければー。


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橋下サンのおかげでクローズアップされた大阪市職員の入れ墨問題ですが、橋本サンのおっしゃることは私はもっともだと思います。役人の社会的影響を考えれば、役人が入れ墨だなんて、言語道断だと私は思います。

んで、これに関するネットニュースなどを読んでてふと気付きましたが、わざわざタトゥーと言っていたり、「入れ墨やタトゥー」と言っている記事があるなど、妙に「タトゥー」と書いているネットニュース等が結構あるのでした。

私は「所詮、どちらも入れ墨ぢゃん?」って思いました。…とか書いちゃうと、頭の硬いどこぞの文学部だか芸術学部のお偉い教授だかは、両者の文化的差異を無視して一緒くたにするなんてけしからん!…とかムキになって怒るのでしょうが(笑)、そんな頭の硬い学者の世間とかけ離れた議論をする場ではここは無いので、そういう方はあっちへ行ってください(笑)。

まあ、そんな頭の硬い学者じゃなくとも、入れ墨とタトゥーの使い分けにやたらこだわる入れ墨当事者はいそうですよね。日本の入れ墨と、アメリカを通じて伝来したタトゥーとでは、私みたいなシロウトではわからんような差異があるのでしょう。その用語の使い分けは文化的には重要でしょうし、私なんぞがどうこう言うべきものではありません。

ただ、私が危惧するのは、「入れ墨」だとヤクザ絡みっぽく聴こえるのが、「タトゥー」だと安易なファッション感覚で聴こえてしまわないのか?…との懸念です。言葉ひとつで印象が違いすぎると、とんでもないことになりますよ。

以前どっかで書いたかなあ? 「万引くらいで逮捕されるなんて納得いかない」と馬鹿親が言っていた件とか、どこぞの馬鹿校長が「万引きしたうちの生徒を窃盗罪で捕まえるとは何事だ? 訴えてやる!」と警察署長に脅しをかけた…という笑えない実話の件がありました。こういう馬鹿親や馬鹿教師が、青少年の犯罪を助長してしまう。我々大人は、万引きが刑法上は窃盗罪であるということを子どもたちに正しく伝える責務があります。(※どちらの件も2010年08月31日の記事に書いてました)。

繰り返して言います! 万引きは刑法では窃盗罪なので、逮捕されるのは当たり前なのですよ。窃盗とか泥棒と言えばいいものを、万引きなんて言うから安易に聴こえちゃうわけです。あと、援助交際だって売春の安易な言いかえであり、言い換えたばかりに問題になっちゃいましたよね。当然、法的には許されぬ行為です。

だから、マスコミとかも「タトゥー」という言葉は安易に使うべきじゃないのではないかなあ?と思います。書くなら「タトゥー(入れ墨)」ないしは「入れ墨(タトゥー)と書くなど、「日本語ではあくまで入れ墨である」ことをきちんと書いておくべきかと。言葉の使い方ひとつで、もしかしたら安易に入れ墨しようとする人が減るかもしれませんしね。考えが未熟な未成年に対して、安易なイメージを持たせては絶対にいけません。安易な選択で一生を台無しにする可能性があるわけですから。

んで、橋本サンの入れ墨職員は消してもらう発言は、個人的には賛成です。役人が入れ墨っていうのは、さすがに納税者の立場では納得できないですよ。民間企業でもNGなところは多いとききますし。少なくとも日本では、入れ墨の社会的許容度は低いのだと自覚し、入れ墨をやるからにはそれをわかって覚悟のうえでやるべきでしょうね。