由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

ハンコは安易に押してはいけない

写真のこの本、コンビニで買った本です。
なぜシャチハタがダメと言われる場合があるのかとかがわかり、なかなか興味深い本です。
シャチハタと言えば、この本によれば、実は朱肉で押す三文判と効力は実は変わらないらしいでっせ。勉強になる本ですね。

ハンコってよくよく考えれば、偽のハンコを容易に押せちゃいますので、それを逆手に取ってハンコの無効性を主張もできるらしいですが、でもやはり、ハンコは一度押しちゃうと面倒らしいです。安易に押さぬことが賢明でしょう。まして、自筆サインは言い逃れ出来ませんからねぇ。

偽造できちゃうハンコを社会で通用させてるあたり、日本社会の問題点だと思います。外国みたいにサイン制になぜできないのかなあ?

「捨印」っていうのがありますが、これの意味をわかって押印してる人ってかなり少ないのでは? 捨印を押しちゃうと、その書類に間違いがあっても、わざわざ訂正印押しに行かずとも、勝手に直してもらえるという便利なもの…言い換えれば、相手の思うように勝手に書類を改竄されちゃう危険があるわけですな。というわけで、捨印は実は拒否しても問題ありません。一度拒否してみるのも面白いかも?(笑)

ところで、日本社会って、保証人とか連帯保証人に専ら請求が行く仕組みになってて、本人は逃れ得る支払い責任も、連帯保証人とかはハンコ押しちゃったら逃れられないのがおかしい! こんな制度は変えるべき。絶対おかしいよ!

そんなわけで、皆様、保証人とか連帯保証人とかは、頼まれても断固拒否しましょう。身内に頼まず他人に頼むような奴は、要するに「身内から見捨てられるだけの理由」があるからこそ、他人に頼まざるを得ないのです。「絶対に借金は返す」などという言葉は信用してはなりません。借金作る時点で既にあやしいのです。まっとうな人間は、原則として借金なんてしないものですよ(笑)。

私はかつて保証人の依頼をドライに断ったことがあります。その方とは以後も交流は続いてますが…結局、問題の件はどうなったんだろ? ヤブヘビはいやだから敢えて突っ込みませんけどね…。

当該個人のみに責任を担わせず、保証人のハンコを要求する日本社会ってやはりおかしいです。今後ますます「無縁社会」が進行する中、保証人が得られずに社会から追い出され、死に至る人たちは少なくないはず。わかったふりして「絆」をほざくよりも、「無縁社会」の歪みに苦しめられる人間に1人でも多く目を向けるべき。
ホームレス問題は、我が国のハンコ社会、保証人要求社会が問題を助長する、大きな社会問題です。個人にあくまで責任を負わせる仕組みをつくり、「無縁」でも1人1人が生きられる社会の仕組みを作ることが大切です。