由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

八戸線復旧!

昨日、JRグループダイヤ改正が実施されましたが、それに合わせ、東日本大震災の被災路線の一部の復旧が為されました。
今回の復旧は、八戸線の全線復旧、石巻線の一部復旧(石巻渡波間)、仙石線の一部復旧(陸前小野−矢本間)でした。
震災復興のワンステップとして、喜ばしいニュースでした。

特に八戸線は、津波被災したJRの7路線のうち最初の全線復旧ということで話題になりました。
八戸線は内陸移設無しでの復旧だったわけですから、復旧まで一年もかかったのが信じられません。阪神淡路の被災路線の復旧速度と比較しても遅いです。国やJRが金と手間を惜しんでいるのが見え見えで、東北が軽視されているように感じられ、腹立たしくなります。

同様に仙石線石巻線の復旧も遅すぎですね。石巻線渡波−浦宿間が2013年度初め頃に復旧予定で、ほぼ全線復旧に近いところまでいきます。移設はしないわけなので、もっと早くてもいいのにと思ってしまいます。

仙石線高城町−陸前小野間は2015年度の復旧を目指しています。おそらく石巻線の浦宿−女川間もその頃でしょう。どちらも内陸移設を伴うことを考えれば時間がかかるのは仕方ないのでしょう。
しかし、高城町陸前大塚間は移設しませんから早めの復旧があってもいいはずでしょう(陸前大塚駅は1面2線の交換可能駅ですから当面の終着駅は可能)。また、陸前大塚−陸前小野間や浦宿−女川間は大した距離ではないので、現ルートで一旦仮復旧させるという選択肢はアリだと思うのです。全線仮復旧にて仙石線の利便性を早く取り戻すことは、石巻の復興には重要ですし、仙石線の客をバスに奪われるのを防ぐ観点からも重要です。
目先の費用の問題だけで、長期的な地域への利益を考えない国の姿勢には問題があります。現政権、被災地出身の閣僚が財務大臣のハズなのにダメっすね! 次の総選挙は票入れねえから、覚えてろよ!(笑)


さて、JRダイヤ改正に話を戻すと、寝台特急日本海の廃止、急行きたぐにの廃止、小野田線本山支線の1日3往復化など、景気悪い話ばかりですね。地方私鉄で思いきったアイデアで奮闘してる会社の存在を知っているだけに、JRグループはやはり努力不足だとわかりますね(苦笑)。