由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

都会の中で感じる孤独

乗り鉄趣味というものはそもそも孤独なもの。
たまには友人とともに乗りつぶす時もありますが、純粋に乗りつぶすだめだけに乗る場合、自分以外の人を巻き込むことはせず、一人で孤独にひたすら乗ります。

そんな中、地方のローカル線などに乗ると、地元の方から話しかけられたりもします。
そもそも私、五更瑠璃ちゃん(萌)のごとく人見知りして自分から話しかけない人間なのですが…そんな私なのに、時々旅先で乗り合わせた方から声をかけていただく機会が意外に結構あります。
そんな人との触れあいは、人見知りな私でも…いや、人見知りな私だからこそ……“結構悪くない”なんて思ったりしてしまいます。

都会の乗りつぶしでは、そのような出会いは今のところありません。
人々は次々乗って来ては、降りて行きます…。
始発から終点まで乗っているのは大抵私一人…。
大勢の人の中にいるのに私は孤独…。いや、大勢の人が周囲にいるからこそ、余計に孤独は強くなる…。

私鉄乗りつぶしだと、こういった都会の路線に乗る機会が多いのでして、こんな“孤独”を多く感じるようになりました。

まあ、地方ローカル線の一人旅でも、一日中誰からも話しかけられないことも多いのですが…でも、地方は人と出逢う以外にも、いろんな楽しみもありますし、人がそんなに乗っていないからこそ、地元の人々をじっくり観察したりと、意外に“孤独”を感じないものです…。

都会での孤独…車窓を観てもコンクリートの建物ばかりが連続する無機質な都会の路線…。

東京や大阪の入り組んだ私鉄路線図をいずれ全部乗りつぶす…とてつもなく先の見えない作業にも思えます。“孤独”なら尚更うんざりしてくるものです…。

でも、そんな“孤独”は、実は必ずしも嫌いじゃなかったりもします…。

幼き頃暮らした東京…この無機質で“孤独”を感じる街に、私は幼き日の思い出を重ね、まるで“故郷”に来たような気持ちにすらなります…。

私がロングシートの電車を決して嫌いにならない理由もここにあるのかもしれません。
きっとそこには、幼き日の思い出があるから…。

そんな“孤独”は、必ずしも“嫌い”では無いのです…。
私が少なくとも年2回(笑)は必ず東京に来る理由…それは、そんなところにもあるような気がします。