由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

小田和正さんコンサートレポート(2012年5月7日)

知る人ぞ知る…というと大げさですが、実は昨日、小田和正さんのコンサートに行ってまいりました♪ 「え? 昨日なんてツアー日程に無いよ?」と疑問の方も多いかと思いますが……詳しくは、コンサートレポートにしましたので、以下をクリックしてご覧ください。披露された曲目紹介とともにレポートいたします♪

ネタバレですので、差し支えある方はご遠慮ください。また、長文ですので、差し支えある方はご遠慮ください。

なお、自分なりに記憶を掘り起こして書いたつもりですが、曲順とか内容について誤りがありましたら、ご存知の方はご教示いただけると幸いです。特にMC部分はかなり詳しく書いてますが、細かい部分とか間違いがあるかもしれません。ぜひお気付きの点、ご教示ください。

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では、最初に種明かし☆

実は、小田さんの母校である東北大学の同窓会が企画したコンサートが、昨日開催されたのでした♪ 昨日載せたトラックの停泊場所は、東北大学川内萩ホールです☆



このコンサート、なんでも同窓会のプレミアム会員(一般同窓会会員とは違いVIP扱い(笑)の有料会員らしい)とやらが対象のものらしいのですが、実は一般客を300席限定で募集する告知が東北大学のホムペに掲載されておりました。なので、一応コンサート情報は一般公開はされていたわけですが…大学のホムペなんてマメにチェックしている方もいないと思うので、ご存知無かった方も多いかと…。ちなみに、私は先日のコンサートで小田さんが自ら仰っていたことから、東北大学のホムペを調べて情報得まして、早急に一般枠に応募してセーフでした。なお、ミクシィあたりの情報では、宮城の前週に開催された秋田コンサート時に、小田さんMCにより東北大学コンサートの情報が出ていたらしいとの話も?



コンサートチケットは、当日会場引き換えでして、引き換え時と入場時の2度、写真付き身分証明書の提示を求められました。同窓会プレミアム会員は会員証でしたが、私は一般枠につき、運転免許証を提示。チケットは記名式。参加までのハードルが高いっすね(苦笑)



では、コンサートレポートをここにお示しいたします♪

注1:[☆]印は最新アルバム「どーも」の曲を示します。
注2:ENはアンコールの意味です。


開演は18時予定。会場は大学の講堂ですので、市民向けホールなどと比べれば小さく、こじんまりとしたホールでありました。ですので、近年の小田さんコンサートではおなじみの会場に張り巡らされる花道も無いですし、オンステージ席もありません(笑) そのため、一般的でオーソドックスなステージの形態になりまして、小田さんも某2曲(笑)以外はステージ上だけでの演奏・歌唱でした。オーソドックスな分、なんだか懐かしい感じが良かったですねー♪

18時を少し過ぎたところで、静かに一人のミュージシャンが登壇。起こる拍手。その人影は…小田さんでした♪ ギターを静かに構えて、演奏開始…「君のこと」のイントロでした♪

■1.[☆]君のこと

■2.[☆]グッバイ

2曲続けて最新アルバム「どーも」の最初の2曲でした♪ ツアープログラムとは明らかに順序が違います☆ 小田さんの立ち位置もだいたいステージ中央のままです。ミュージシャンたちはツアーと共通でして、ストリングスの方々も入っておられます♪

■3.ラブ・ストーリーは突然に

いずれにしても、この歌がかなり早い段階で歌われております♪ 会場を早く一気にクライマックスに持って行く意図はツアーと同様(ツアーは2曲目)でした♪ 小田さんは、客席に降りて行ってマイクを向けておられました♪

小田さんは、「呼んでいただいて光栄です!」と嬉しそうに挨拶♪ 「僕の観察では…今日はとっても年代が幅広いようで…」と笑いをとる小田さん。

そしてMCが入ります♪ 母校でのコンサートにふさわしく、MCの内容は専ら母校である東北大と仙台での思い出話になりました♪ 東北大へなぜ入学したのかについては、小田さんがメディアでも語っておられますが、まず家から離れて外に出てみたかった事、「地方」に憧れた事、当時の東北大の風景や、川の近くに位置した東北大ゆえの河岸段丘の風景に魅せられたことなどを語っておられました。そして、5月病ならぬ4月病になったり、最初は誰とも話さなかったこと、そして徐々に知り合いもできていったことなどを、懐かしそうに語っておられました♪

■4.Re

今の季節に相応しく「春先の歌を歌います」とのことで、「Re」を披露されました♪ 最初の部分でちょっとつまづいて、苦笑。あらためてやり直してました(笑)「Re」は「アール・イー」と読みます。メールのレスのReが元ネタのはずで、実際メールをモチーフにした歌になってます。明日をみすえた、そしてもうすぐ来る春をみすえた、前向きな歌です♪ 東北ツアーでもこの歌が選曲されておりまして、この季節に東北で小田さんが歌う意味は大きい曲目でした♪

続いて、またMC。下宿のお話がされまして、下宿に可愛い女の子がいる光景とかを想像していたら、いたのは2歳の子どもだった話とか、下宿のおかみさんは親切だったけれども、味噌汁が口に合わなくて、でも残したらおかみさんが「小田君が残したから、これ飲むとお前も頭が良くなるよ」…と子どもに言ってて、それが嫌だったので我慢して味噌汁を全部飲んだ話とか…こういうMCは、母校凱旋ならではの貴重なMCですよね♪

そして、次の曲。「TVとかでも流れているので皆さんご存知かと思います」とのことで、この歌が歌われました♪

■5.たしかなこと

そしてちょいMC。「どーも…なんていう、とぼけたタイトルのアルバム出したわけですが、そのアルバムから」とのことで、次の歌へ♪

■6.[☆]誰も どんなことも

またMC。震災の話に触れられ、歌を作って被災地で歌ったアーティストもいる中、小田さんはへこんでしまい、できなかったとのこと。しかし、今回、東北ツアーに向けて新曲を作ったのだとの話をされました。というわけで、次に披露された歌はこれでした♪

■7.その日が来るまで(2012年新曲!)

やっぱり目頭が熱くなる歌です…また聴けて本当に良かった!!! 「君が好き それを伝えたかったんだ 遠くからずっと 君を思ってた」「嬉しいことが すぐにまってるといいね 僕には歌うことしかできないけれど」…昨年から小田さんが東北に対し思っていてくださったことが真っ直ぐに歌われたやさしいメロディーの歌…会場からの拍手もひときわ大きく私には聞こえました♪

さらに大学での思い出話。建築学科の心あたたかい仲間の話をされまして、同じ学年に小田という学生が2人いたので、皆からは「和正」って呼ばれていたのだとか。そして、自分だけ皆と違う進路に進み、「和正は大丈夫か?」と心配されていて、ヒット曲出してからも相変わらず「和正は大丈夫か?」と心配されたのだとか。あたたかい仲間ですよね♪

ヒット曲といえば、仙台の県民会館でライブした際、タクシーで駅前のホテルに戻る途中でラジオから歌が流れてきて、ヒットしてるっていう気分になったりしたことなどを語っておられました♪ そのヒット曲を急遽練習していらっしゃったとのこと☆ 最近のコンサートではそう言えば歌われてなかったですね。昨年&今年のツアーでも歌われて無かったです。というわけで、この歌が今回聴けたのは実に貴重♪ その曲とは、もちろんこの曲です♪

■8.さよなら

アレンジはオフコースの時代のアレンジでした♪ 本当に久しぶりに歌っておられました♪ オフコース時代と変わらない高く澄んだ声質……これはマジパネエっすよ♪♪♪ 小田さん、パネエっす♪♪♪

さらにMC♪ 大学を卒業して仙台を離れるとき、バス停まで見送りに来てくれた東北大合唱団仲間の女子学生たちの姿がすごく印象に残っているとのこと。「たぶん、男もいたと思いますよ」と言って笑いを取る小田さん(笑)

そして、映画の話になり、「緑の街」のお話。「緑の街」というタイトルから、杜の都こと仙台をイメージしたのですか?…と訊かれることもあったと語る小田さん。次の曲はもちろん、この曲♪

■9.緑の街

この後は、事実上後半戦に突入です♪ MC無しで歌が連続します♪ 「ここから騒々しくなりますが…」と、「幅広い年代層」へ気遣ったセリフの後に、アップテンポの歌がここからしばらくの間連続で披露されました♪


■10.[☆]やさしい雨

■11.愛を止めないで(ショートバージョン)

■12.the flag

■13.Yes-No

この「Yes-No」では、近年のコンサートではおなじみの園山さんのあのSax前奏が省略されております。つまり、アルバム「We are」収録の「Yes-No」のような出だしだと言えばわかりますかね?…いや、ガチファンの方しかわからない言い方でした。失礼(苦笑)。

■14.キラキラ

この歌では、再度客席に入って行ってマイクを向ける小田さん♪ 会場が小さいので、走り回るとか、まして自転車に乗るとか(笑)はなさらなかったですね☆

■15.伝えたいことがあるんだ(ショートバージョン) 

■16.19の頃

■17.[☆]今日も どこかで

ラストの部分は、お約束で会場全員に歌をゆだねる小田さん♪ 会場全員で大合唱♪♪♪ 私も一生懸命歌わせていただきやしたっ♪♪♪

■18.そして今も

たしか、この歌で初めて、ステージ右端のグランドピアノの前に座った小田さん。この歌はアルバム「そうかな」からのセレクトでした。昨年および今年のツアーでは多分無かったと思います。先ほど大学の同級生についてのMCがあったと思いますが、大学の仲間のことを頭に浮かべながら作った歌とのことです♪

■19.[☆]東京の空

この歌も、引き続きピアノ弾き語りで歌っておられました♪ 小田さんの美声、やっぱりパネエっす♪♪♪

そして、最後の歌になりました。「20年くらい前にここでコンサートやって(※1993年の東北大での学園祭ライブのこと)、あれからもう20年経っちゃいました。20年後は…さすがにこんな声では歌えないと思いますが、なるべくこれからも皆に会える機会を作っていきたいと思います!」と語る小田さん。さすがに小田さんも64歳ですし、厳しい事実ではありますが…でも小田さんはご自分でそれと向き合いつつ、我々ファンに対して前向きな約束をしてくださいました♪ これからも小田さんはきっとたくさんのステージを我々に披露してくださることでしょう♪

■20.[☆]hello hello

ツアーと同様、やはりこれが最後の歌…。最後の歌だからこそ、ポジティヴなこのメッセージソングを最後に披露してくださったのだと思います♪
後奏のところで、ようやくバンドメンバーの紹介が為されました♪ メンバー紹介のあと、「18回生、小田和正です!」と、OBらしいメッセージ♪ このようなメッセージが聞けるのって、母校凱旋ライブの醍醐味ですよね♪

そしてコンサートは終了。小田さんとバンドメンバーの皆様は会場に礼をして、退場されました。しばらく響くアンコールの拍手。場内は暗いままなので、おそらくアンコールはあるのでしょうが…しかし、20時半から大学同窓会の会食パーティのようなものが予定されているようですし、時刻も予定の20時に近いですので、アンコールがあるとしても、せいぜい1〜2曲かな?

そして、小田さんたちが再び登場♪ アンコールです♪

■EN-1.ダイジョウブ(ショートバージョン)

やはりうちの相方(※本日は参加してませんが)が言うとおり、この歌はやはりアンコールなのでした(笑) 東北ということもあって、歌われたのかな? ただ、ショートバージョンだったのが残念。アンコールの時間はあまり無いのかしら?

■EN-2.言葉にできない

もお、この歌は永遠に歌い継がれる神曲ですよね♪♪♪ もちろんピアノ弾き語り♪♪♪ 小田さんの美声のパネエぶりは、あらためて言うまでもありません!!!

この歌で時間的に終わりかな?…と思ってましたが、ここでさらにアンコールは続きます♪♪♪

■EN-3.YES-YES-YES

■EN-4.生まれ来る子供たちのために

この歌も、今となっては、神曲候補です♪♪♪ 映画「グスコーブドリの伝記」のテーマソングになる予定ですね♪♪♪ 小田さんの美声はオフコース時代と全く変わらないのは言うまでも無いですが、やはり言いたい♪♪♪ 小田さんの神声、マジパネエっす♪♪♪

そして、再び会場に礼をされて去る小田さんたち。すぐに会場が明るくなりまして、今度こそコンサートは終了となりました。

以上、アンコールも入れて24曲♪♪♪ 約2時間20分のステージでした♪♪♪ 1993年の学園祭ライブでは小田さんは校歌を披露されてますので、本日もそういう演出があるかな?と思いましたが、今回は無かったのがちょっと残念(笑)

最初にも書いたとおり、会場が小さい分、ステージのみで歌う(※約2曲だけ例外あり(笑))というスタイルになり、それがかえって懐かしくてある意味新鮮でした♪ 雰囲気も、大きな会場でのライブとは違い、なんだか手作り感的というか、独特のあたたかさみたいなものを感じました♪ 小田さんもとてもリラックスされており、こっちもすごくリラックスした気分で楽しみました♪ 4月の宮城コンサートの時は、震災の想いなどもあったのか、小田さんも感極まった感とか、緊張されていたような感もありました。本日は震災の話題は殆どなく、もっぱら母校の思い出にMCが費やされ、小田さんもいい感じでリラックスされてたように思います♪ ホント、同窓会ライブというにふさわしい雰囲気のライブだったと思います♪ 曲の多くはツアーでも歌われておりましたが、ツアーでは歌われなかった歌も聴けました♪

小田さんのステージを、この春このような形で再び味わうことができ、とても感謝しております♪ 小田さん、そしてミュージシャンの皆さん、素敵なステージをありがとうございました♪ また、このような機会を設け、参加をお許しくださった東北大学関係者の皆さま、誠にありがとうございました♪