由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

ペリーヌ中毒:原作本を求めて

先日メイド喫茶にてバロンを描いてもらった記事にも書きましたが、私は現在、人生で3度目の『ペリーヌ物語』中毒です♪(ちゅど〜ん!)

素直に感動できるいい作品ですわ♪ ある意味、私が世界名作劇場シリーズにハマった原点とも言える作品なのです♪

あー! ペリーヌってば…可愛えぇ〜〜♪♪♪(ちゅど〜ん!)

さて、今までも、ペリーヌの原作本を探して買ったことはありますが、いずれも児童向けの抄訳だったり、一旦他国語に翻訳されたものの邦訳らしかったり、原作を元にしたリライト的作品だったりしたので、エクトル・マロ(Hector Malot)の原作『アン・ファミーユ(En Famille)』の完訳にはなかなかたどり着けず、うやむやになっていました。

しかしこの度、第3次ペリーヌ中毒(爆)になってしまったのを契機に、ついに完訳本…すなわち全訳本をゲット成功しました♪
写真の本『家なき娘(いえなきむすめ)』であります♪ 二宮フサさん訳です♪
この本、行き付けの書店であっさり発見☆ 今までの長年の苦労は何だったのかしら…?( ̄▽ ̄;)
ただしこの本、2002年が初版であるため、昔原作本を血眼になって(爆)探した当時は、当然見つかる筈はないのでした(苦笑)

『アン・ファミーユ』とは、直訳だと「家族とともに」「家族のように」などの意味で、「家なき」…とは反対の意味ですが、日本ではエクトル・マロの『サン・ファミーユ(Sans Famille、邦題『家なき子』)』が知られていることから、姉妹作として馴染みやすい題名にしたようです☆ 他の邦訳書も『家なき娘』『家なき少女』などの題名になってます。

そんなわけで、一気に上・下巻とも読破☆ 意外とアニメは原作に忠実な部分も多かったです♪
児童文学ブランドである偕成社文庫にて出ており、小学校高学年対象ですが、文章は結構難しいです。我々大人でも難しさ感じるので、小学校高学年には結構きつめかも?

なお、以前から存在している全訳の邦訳書は、あの天下の岩波文庫版の、津田穣さん訳の『家なき娘(いえなきこ)』上下巻で、1941年刊、2000年復刊とのこと☆ アニメスタッフは、この本をコピーして使用したらしく、その当時で入手困難、現在も復刊本ですら入手困難なようです。
いずれこの岩波文庫版も、入手して読んでみたいです♪

ちなみに、岩波文庫版は後程探すとして…現在、原作本では無い別の某ペリーヌ本を注文中♪(ちゅど〜ん!)