由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

友よ安らかに

またしても悲しい知らせが私のもとに…。以下、差し支えの無い方のみお読みください。

(※おことわり:以下は私の大学時代の友人の件であり、ネット仲間の件ではありません) *****************************

(※以下、個人情報保護のため、文中の登場人物はイニシャルではなく、登場順にAさん、Bさん、Cさん…とします)

大学時代の友人Aさんが亡くなったとの知らせが入りました。先日帰宅したところ、Aさんの家族であるBさんから連絡が入っており、相方がそのことを教えてくれました。慌ててBさんへ連絡をとりました。涙声のBさんから報告を受けました…。Aさんの突然の訃報に、私は正直、言葉もありませんでした。
Aさんは大学時代のサークルの友人でして、私の学年でサークルに最後まで出入りしていたのが私とAさんでした。
Bさんの話では、Aさんはどうやら私以外のサークル仲間とは連絡が途絶えていたようです。私も卒業以来、Aさんと会ってませんでしたが、年賀状だけはずっとやり取りしていました。そのため、私はAさんの訃報を知る事ができたわけです。年賀状を交わすたびに、いずれ何かの機会に会いたいと思ってはいたのですが…。結局、卒業以降、一度も会うことができないままでした…。つい先日、いつもと変わらぬ筆跡でAさんからの年賀状を受け取ったばかりだったのに…それだけに、訃報は信じられませんでした。

同じサークルの卒業生仲間にAさんの訃報を伝えたかったのですが…しかし、私がメルアドを変えた際に、OB・OGのMLへの再登録を忘れたまま前のパソコンが壊れてしまったという大失態をやらかしていたため、MLへアクセスできません。とりあえず、一人だけ連絡が取れるサークル仲間Cさんがいたので、取り急ぎ連絡したところ、可能な仲間に連絡を試みてくれるとのこと。その翌日、Cさんの連絡によりDさんから連絡がもらえました。

遺族のBさんに連絡を再び取り、サークル仲間に葬儀情報を流す旨を了解していただきました。その際、Bさんに少しAさんの思い出話をしました。

Aさんとは学部は違いましたが、それでもいくつか同じ授業を取っていたので、時にはノートを貸したこともありましたし、逆にお借りしたこともありました。Aさんに英語の宿題を助けてもらったこともありました。サークル部室で一緒に宿題とか試験勉強をした記憶もあります。私の話すくだらない話をAさんは嫌がらず聴いてくれましたし、友達づきあいの悪い私にも声をよくかけてくれました。ずっと私との年賀状のやり取りが続いたのは、案外馬が合っていたのかもしれません。思えば、世話になりっぱなしだった気がします。私からAさんにしてあげられたことが一体いくつあっただろうか…? 今更何を言っても遅いですが、ほんと、申し訳ない思いがします…。

Bさんと語った後、Dさんに葬儀情報をお伝えしました。Dさんもまた私と同様の事情でMLにアクセスできていませんでしたが、Dさんがさらに何名かに連絡してくれたことにより、MLのマネージメントをしてくれているEさんに連絡が至りました。そのため、ML加入者には連絡が行く事になりました。

遠いこともあり、私は今回は弔電を打つに留まりましたが、Dさんが通夜に参列なさったと後日知らせてくれました。サークル仲間から少なくとも一人参列ができ、よかったです。体調を崩してダウンしていたにも関わらず連絡に尽力してくれたCさんには本当に感謝です。ありがとう。

このような悲しいきっかけとはいえ、DさんやEさんと久々に連絡が取れましたし、MLにも再加入できました。Aさんが私を導いてくれたのかもしれません。本当に世話になりっぱなしでした…。Aさん、ありがとう。どうか安らかに…。後日、仏壇にあらためて手を合わせにうかがいたいと思っています。

ここ数年、友人の訃報にいくつも接してきました。正直、キツイです。自分がそれなりの年齢になっているのならある程度納得ができるのかもしれませんが、私はまだそのような歳ではありません。納得できません。つまり言い換えれば、亡くなった友人達は、あまりにも早くこの世を去ってしまったということです…。納得できるはずがないではありませんか。
思えば、友人達にはいつも世話になりっぱなしだった自分に気がつきます…。今更何を言っても遅い…後悔しても遅い…どうしていい奴ほど早くあの世にいってしまうのでしょうか…。
こんな恩がえしもできない無力な私に唯一できること…それは、命を大切にして、皆の分まで精一杯生きることなのかもしれません。異論はあるかもしれませんが、友人の訃報に接するたび、私はそのように痛感してきました。友人たちは、不摂生で時に無用心な私に、命の大切さを教えてくれているのだろうと、私は思うようになりました。
人付き合いが悪く面白みも魅力も無い私を見捨てず、友人として接してくれ、命の大切さを教えてくれた友人たちのために、私は少しでも長く、そしてもっと有意義に生きてみたいと思います。もしもそうやって精一杯生きようとする私の姿勢が、少しでも友人たちの恩に報いることになるのならば。