由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

便利さの影には犠牲がある

まあ、いわゆる「ス●リート●ュー」に関する個人的批判ですので、批判文章が嫌いな方は以下ご遠慮を… ****************************

●ーグルで問題になっている「ス●リート●ュー」サービスですが、我が家も実は密かに写っているのを発見! 当然怒り心頭であります。
フランスでは住宅地は除外され、アメリカでは訴訟が起きているのだとか。日本でもいくつかの自治体に住民からの相談が持ち込まれており、自治体はこのサービスに反発しております。
とある方は、なぜかこの「ス●リート●ュー」擁護派でして、便利さを強調してましたが、その方はよくよく考えたら、道から直接自分の家の玄関が直接見えるわけじゃないのよね…つまり「他人事」意識だからこそ、私とは議論がかみ合わない。まあ、その方の理屈から言えば、「ス●リート●ュー」だけが排除されたからといってプライバシー保護の問題からすると大差無いということなのでしょうし、それは理屈ではわかります。
しかし、あそこまで住宅街の様子が赤裸々にさらされていることの不気味さ、不安さ、怖さっていうのは、決して理屈の問題ではありません。家によっては、洗濯物とかあからさまに映ってますしー。近所を通る人間に直にある程度自宅の状況がさらされるのは仕方ないにしても、世界中に丸見えにされるのは許せませんね。私は「ス●リート●ュー」なんて断固反対ですな。
このサービスがあって何かが便利になるといわれても、個人の尊厳とか生活の安全とかを犠牲にしてまで導入すべきサービスとは私は思いません。まあ、私も、キレイゴトを言うのは嫌なので、本音を言わせてもらえば「私の住む自治体だけでも全部抹消してさえくれればOK」ですだよ(笑)。
ちなみに、そういう意味では私は「ゼ●リンの住宅地図」も嫌ですね。仕事ではよく使っているし、確かに便利だけど、「自分の家だけは載せてほしくない」って思ってます。この地図、無くなったら不便だけど、でも、無くなっても仕方無いと思いますよ。今年になって、とある事情があって家の表札を外しましたもの。もともとつけたくは無かったですし、引っ越し後の事情もあってつけていたのですが、さらに事情が生じて外しちゃいました。「ゼ●リン」の餌食になるのも嫌でしたし。
情報化社会の便利さは、便利さと引き換えに様々な犠牲が伴って成り立っているという事情は忘れてはならないでしょう。身近な例ですと、事務作業のOA化による省力化は、その組織の人員削減に繋がります。つまり、リストラとか、正規雇用の縮小という問題を起こし、失業の増加なんかを引き起こすわけですね。実際、我が組織でも、OA化の進行に伴い、人減らしがどんどん進んでおります。
あと、人減らしだけじゃなくて、テクノストレスが中高年を襲っているみたいで、私の職場のクソババアがしょっちゅうパソコン作業がうまくいかなくて独り言を言っているのが聞こえるのはもううんざり。まあ、それは抜きにしても、OA化についていけずうつ病になる中高年の話をきくと、心が痛みます。確かに便利なんだけど、生身の人間生活との調和ってやつを、今後はもっと真剣に考えていくべきと思います。