由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

スウィングガールズ

ジャズやるべ♪

…というわけで、ネタバレ注意っす☆ ****

肩が凝らず、素直に楽しめたコメディーでした♪ 「ウォーターボーイズ」(以下「WB」)の女の子版的作品でして、WB同様に、高校生たちが一つの目標に向けて段々と一生懸命になって、最後に皆で集大成を成し遂げる…という、カタルシス性に満ちた映画です♪ 登場人物たちも、素直で毒が無く、しかも変に格好つけたところもありません。実に純粋に楽しめる青春映画です♪

WBと同じく竹中直人さんが指導者役として出てきますが、時に熱く、しかし実はヘタレな教師っぷりがまたサイコーです♪ 竹中さんって、大河ドラマ「秀吉」で楽しませていただいて以来、すごい俳優さんだと思ってますが、WBといい本作といい、そのコメディー性の強い演技ぶりにはあらためて脱帽いたしました♪

さてこの映画、女子高生たちの等身大の女子高生ぶりがリアルというか、そういう意味では、良くも悪くも「萌え」を排除しております(笑) 変にヒロインたちに「萌え」ることが無い分、純粋にストーリーに集中できると言いますか…もしかすると、東北弁しゃべる上野樹里さんに萌えを感じる方々がいらっしゃるような気も…(私は違いますが(笑))
…え? 「映画を観る際に萌えとかヨコシマなことを考えるな!」ですって??? ごもっともであります(ちゅど〜〜〜〜〜ん!!!)

冗談はさておき、ほんと、女子高生役の皆様の「リアルな女子高生ぶり」は見事な演技だと思います♪ 女子高生のダレっぷりというか、ヘタレっぷりというか…そこが本当に等身大に描かれてまして、上述のとおり、萌えは一切ありません(…いや、見る方によっては萌えなのかもしれませんが(笑))。上野樹里さん演じるヒロイン・友子と、平岡祐太さん演じる拓雄のロマンスがあるのかと思いきや、ほんのちょっとだけそれを匂わせる場面があるといえばありますが、基本的には明確なロマンスシーンはありません(笑) それもまた、観る側に純粋にコメディー性のみに集中させることができる要因になっていることと思われます♪

んで、友子たちは、最初はほんとに演奏なんてできないし、これといった目標も持たずに惰性でテキトーに毎日をすごす、その辺にいるフツーの女子高生なわけですが、そんなフツーな彼女らが、段々にジャズ演奏にハマっていって、最後の演奏シーンは、友子たちが心から演奏を楽しむシーンであり、なおかつ観客を大いに沸かせるシーンは、実に観ていて気持ちイイものがあります♪

こんなわけで、肩が凝らず一気に観終われる楽しい映画です♪ 普段の仕事の疲れがたまった週末に観るには実に最適の映画でした♪ おススメ♪

鉄的には、山形鉄道フラワー長井線が出て来て、これも注目です♪ 私の地元からは遠くない場所なので、その気になればいつでも乗りに行けますが、相方に乗りに行こうと誘ったところ、速攻で却下されました(苦笑)