由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

特急田中3号

断っておきますと、このドラマを観始めた理由は、KAT-TUNのファンだからとかではありません(笑)。もちろん、鉄ネタらしいということで見始めたドラマです(笑)。というか私、このドラマで初めてKAT-TUNの存在知りました(苦笑)。私のファンである小田先輩が楽曲を提供したこともあるというのに…。ああ、小田先輩、ごめんなさいっ!!!(苦笑)。

話は逸れましたが、このドラマ、純粋にドラマとして楽しんで観ています♪ 最初は、主人公田中くんのあまりにも跳んでいるキャラに引きました(笑)。
そして、さらに引いてしまったのが、数々のイタい誇張された鉄シーン(笑)。カフェ&バー「STATION」の前代未聞の店内シーンに引き(…いや、こんな場所絶対ありえないっす。あったらぜひとも行きたいです(笑))、桃山さんのかなりキモい脳内旅行シーンに引き(笑)、花形くんが合コンの女の子のスリーサイズを測定し始めているシーンに引き(笑)、きわめつけはメーテルのスカート内の鉄道パンツに引いてしまいましたが…(笑)。いやあ、この番組、鉄にとっては当初イタいシーンばかりでして、「鉄が全員こんなんだと思われたら困るぅ」と困惑したものですが…。でも、誇張されすぎているとはいえ、鉄の本質をよく捉えているのは事実なので(さすがは南田さん!)、否定しきれないのが辛いところ(苦笑)。

…でも、回を重ねてみていくと、このドラマ、とても心温まる人間ドラマなんですよね♪ チャランポランでかなり跳んでいる田中くんですが、彼って実はすごく他人思いで家族思いなんですよ。桃山さんも花形くんも、すごく温かい心を持っていて、随所で友情を感じさせる人間味あるシーンを展開しているんですよね。いや、この3人だけじゃありません。メーテルたちの勤める会社の正社員たちもすごく光ってる。たとえばエリート主任の巻田さん。彼は田中くんの言葉をポジティヴに生かして逆境を乗り切るわけです。家が金持ちで自身も有能なエリートなのに、素直に腰を低くして田中くんに自然に礼を言えるところ、本当に人間が出来た男ですね。お局様の加藤さんも、田中くんと飲んでいるシーンが妙に人間味溢れててかわいらしい(笑)。このように、このドラマの主要登場人物は人間味溢れる憎めない人達ばかりで、その中で田中くんがだんだんと社会化されていくあらすじに魅力を感じております♪

こうしてみていくと、このドラマ、モチーフを「鉄」にする必然性って無いんじゃないかなあって思ってしまいます(笑)。上述のとおり、決して鉄道が主題というわけではないように思いますし、「鉄」をマニア一般に置き換えてもいいでしょうし。そもそも、ストーリーの作り方次第では、必ずしもマニアを登場させる必然性が無いかな? 人間ドラマとしてじゅうぶん見所ある作品だと思いますので♪ まあ、もしかすると、今後は必然性が出てくるのかもしれませんが。鉄をモチーフにする理由をこのドラマにおいて敢えて見出すとすれば、現代の若者を描く視点の一側面として、「マニア」を使用する方法が有効だということでしょう。それも、ただのマニアではなく、最近わりと話題(?)な「鉄」を使ったということでしょうね〜。

あと、一般の方々にとっては、このドラマ程度の鉄シーンはじゅうぶん「濃い」のでしょうけれど、JR全線乗りつぶしとかにまで手を染めている私程度の鉄レベルになってくると、まだまだ「薄い」感じがして(ただし第1話はあまりにも濃すぎ(苦笑))若干不満もあります(笑)。まあ、これ以上濃くなったら、一般の方がついていけないし、田中聖くんのファンたちが泣いてしまうと思うので、このくらいでとどめておくのがいいのでしょう(笑)。

ちなみに私は、メーテル…もとい照美くんでもなく、琴音ちゃんでもなく、理子ちゃんが一番タイプだったりします♪(ちゅど〜〜〜〜ん!!!!)