由里りんのぷらいべ~となお時間

白石由里が、たびてつの記録、ヲタの記録、その他ぷらいべ~と(笑)な出来事をいろいろと語るブログ♪

無事に帰りましたので状況報告

まずは、今回の震災で亡くなられた方に心よりお悔やみを申し上げます。
また、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

昨日の地震に関しては、多くの皆様からご心配のメール等をいただきました。皆様のご厚情に感謝いたします。誠にありがとうございました。ここにあらためて簡単に状況を報告させていただきます。

結論から言いますと、私も家族も無事であります。

昨日は無事に帰りました。今までも書いたとおり、関東におりまして、私のいた仕事場も揺れまして、まさか地元の方がやばいとは知らず、ビックリいたしました。家族からは早々に無事であるとのメールが入りました。ただ、携帯はなかなか通じず、固定電話は「この地域はつながりづらくなってます」とかいうアナウンス…。メールが一番役立ちました。他の仕事仲間も「携帯メールが一番使えるね」との同意見でした。一つの教訓でした。
昼に私の本来の仕事場に電話をかけ、上司から状況をきくことができました。仙台は、大したこと無いとのことで、ひとまず安心。

さて、昨日中に帰れるかどうかという問題がありました。「帰れなかったら、東京あたりにでも一晩泊まるしかないなあ…」と思っていました。午後になると、新幹線については「仙台までは動いている」という情報が入りましたが、その一方で「ダイヤが乱れている」という情報もあり、一体どういう状況なのか不安もありました。17:56東京発「はやて29号」の指定席をあらかじめおさえてました。仕事終了後、とりあえずそれに乗るつもりで、東京駅に向かう事にしました。
17時半頃に東京駅に着くと、見事にダイヤが乱れている状況でした。一緒にいた仕事仲間は、まだ指定席を確保していなかったこともあり、「私は一番先に出るやまびこ号の自由席で帰ってみます」と言って、新幹線改札をくぐっていきました。
電光掲示板では、出発予定順に列車名が表示されてましたが、本来のダイヤでは遅く出発するはずの列車の方が先に書いてあったりなど、見事にバラバラ。駅員さんにきいたところ、「列車自体は問題なく走っているのだが、東京駅に車両が来なければどうしようもないのです。つまり、上り列車が東京駅に着かないと、その車両を使う下り列車が発車できないのです。それでダイヤが乱れている状況です。」とのことでした。納得。

んで、私の乗るはずだったはやて29号は未だ電光掲示板に表示されていないばかりか、今表示されている列車もとにかくなかなか発車しない…。自由席は激混みかもと思い、少し待ってみる事にしました。まあ、最悪、乗れる列車で立って帰ることはできそうですが、もしかすると全列車が臨時措置で各駅停車になる可能性もあります。ということは、長時間乗車の可能性も。その状況で、荷物もある中、混んでいる自由席車両で仙台まで立つのは辛い…。できれば座っていきたいものです。ここまできたら、焦っても仕方ないので、少し待つ事にし、おみやげをまず買いにいきました。何を呑気なことを…と言われそうですが、こういう時だからこそ、ちゃんと家族におみやげを買っていってあげたいと思いました。

さて、おみやげを買い、荷物を整理して電光掲示板を見ましたが、状況はあまり変わらず…。私は駅員に次のような質問をしました。「たとえば、今表示されているあの列車たちは、いずれも今の時刻からすると“過去の列車”ですよね? もしもあの列車たちの指定席に空席がある場合、“過去の列車”であるあの列車たちの指定席をMARS(※みどりの窓口などに設置されている指定席発売システムのこと)で確保することはできるのか?」と。その駅員は「みどりの窓口できいてください」と…わからんのか?(苦笑)
そこで、みどりの窓口で係員に“過去の列車”の指定席が取れるかと尋ねたところ、「取れますよ」とのこと。ちなみに、この時点で18時を過ぎており、私の乗る予定の「はやて29号」もすでに“過去の列車”となっておりました。しかし、駅員さんは、「17:08東京発Maxやまびこ125号」の指定席に変更し、MARSにて発券してくれました。つまり、こういう事態においては、「すでに本来なら出発しているはずの“過去の列車”がまだ出発していなければ、その列車の指定席は別の列車の指定席に変更ができる(つまり“乗り遅れ”として扱わない)」ことと「“過去の列車”の指定席であっても、まだ出発していなければ確保可能」という2つのことが、しかもMARSで可能ということまでわかりました。これもひとつの教訓です。

いざ列車に乗ってみると、この列車の指定席は乗車率5〜6割程度で結構ガラガラ。ゆったり座っていけました。ようやくほっとできた状態です。停車駅は本来の停車駅どおりに走り、「全駅停車状態」ではなくなっておりました。そんなわけで、2時間程度の乗車で、仙台へ帰り着けました。
仙台駅では、在来線が乱れてまして、ややざわついた雰囲気でしたが、幸いタイミングよく電車が来たので、それに乗って帰ることができました。最寄り駅で家族が車で迎えに来てくれましたが、元気そうでした。街も特に問題なく機能しているようでして、家族3人でレストランへ行って食事してきました。家族と街が無事な状況を確認し、安心いたしました。

昨夜は、一度だけわずかな揺れ(余震かどうかは不明)を感じましたが、幸いそれ以上の問題なく、ぐっすり眠れました。
我が家は、特に物が落ちたというわけではなさそうで、無傷でした。

以上のような状況です。
あらためて、ご心配いただいた皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
…家は無傷とか書きましたが、一つだけ問題が発覚…。
本棚の棚がよくみたら、外れてました。本がよく落ちなかったものです…。もともと、以前から歪んでいた本棚をだましだまし使っていたのですが、今回の件で、いよいよダメっぽいです…。
本棚買いに行かないといけないですねえ…。とほほ。